akane_shoppingのブログ

ジャスト40会社員女性。断捨離後。ただひたすら買ったものについて書きます。キツネ、ネコの推し活中。

【雑記】手に入れられなかったもの〜自分の恥ずかしさに目を向ける

学生時代、素敵な先輩が持っていた、ヴァネッサブリューノのスパンコールのバッグ。はたまたは、エックスガールのバックパックが似合った金髪の同輩美女。どちらもベクトルは全然違うし、それぞれのスタイルが確立されていたからこその輝きだったのに、自分の個性を見つけられなかった当時の私は、右往左往しながら憧れていました。

当時はお金もなく、そして流行は過ぎ去ってしまったけど、自分はそれらを欲しがった割に、それに見合うだけの華やかさがあったのだろうか、とも思い、ふと恥ずかしさがこみあげてきました。その記憶は、いつも覚えてるというわけでなく、思い出したきっかけは、先日自分が欲しいバッグを検索していたら、そのブランド名を目にしたから。

いったい私は何を恥ずかしく思ったのか?分析していきます。スタイルの良さや華やかさ、美しさがあるから成立するものを安易に憧れ、取り入れようとして、失敗したことでしょうか。

たしかに私には、それらはありません。でもそれは「ない」に目を向けているから。その経験を受け入れず、恥ずかしさをベースにしたら、手に入れられなかった…、という視点になることに気づきました。

だけどその恥ずかしさを癒し続けたら? 私はその「どちらも選ばなかった」、ということになるなと。私の個性は、そのどちらのスタイルでもなかった、ということ。今欲しいバッグは、ノーブランドで、とてもシンプルなデザイン。私には、スタイルの良さや華やかはなくても、堅実さや、謙虚さ、思慮深さなどが「ある」のだ、と思えました。

その背景には、今まで買ったもの、クローゼットの洋服などの傾向を把握し始めてから…もあると思いますが、それが自分を客観視する、という動きもあったと思います。

そして、クローゼットの見えないところに、こんな大学時代のトラウマを抱え込んでいたなんて(^◇^;) 思い出、経験も上手に整理していきたいなと思いました。

過去への感じ方を少しずつ軌道修正したら、より良いものと巡り合える気がしてくる。

次はお気に入りのものを、自分のためにきちんと買えますように。